2019-01-01から1年間の記事一覧
『墨美麗組(すみれぐみ)』は、現代水墨画協会所属の女流作で結成された 水墨画のライブペイントパフォーマンスチームです。 2018年に結成され、東京都美術館で開催された『第57回現水展』にて パフォーマンスを挙行しました。 ちなみにその様子はユーチュー…
分厚いタウンページみたいなのが届いたと思ったら、 美術年鑑2020に現代水墨画協会が掲載されていて、 その会員としてリストに名前が載っていました。 ありがたいことです。 しかし重い。白菜漬けの重石になりそうなほどです。 #現代水墨画協会 #現水展 #樋…
素晴らしい墨の匠の展覧会を2つご紹介します。 樋口鳳香は出展していませんが、 いずれも水墨画の本流を知り得る貴重な展覧会です。 まず1つ。 現代水墨画協会の前理事長である、根岸嘉一朗先生の社中展である 『遊墨会展』 北とぴあ展示ホール(王子駅)に…
東洋文庫の『狂歌人たちの遊び』講演会に次いで、 永青文庫で春画展が開催されるまでに至ったドキュメンタリー映画『春画と日本人』を鑑賞。 合わせてつくづく感じたのは 江戸時代までこの国にあったのは、 めでためでたの寿ぎの精神から発生した文化なのだ…
【墨美神:樋口鳳香について】 樋口鳳香(ひぐちほうか)墨絵師・文筆家。 広告代理店に勤務しアートディレクターとして広告デザインに携わったのち、2005年より水墨画(墨絵師)の作家に。 「水墨画の枠を超えた樋口さんの作品は、東京・銀座の画廊などで年に…
今年刊行された水墨画の世界を舞台にした小説を始め、 その物語のマンガ化も(映画化も?)計画されているようで。 このところ、室町~江戸時代の絵師による墨で表現される作品展示も相次いでいます。 山水から美人画まで、風雅で玄人好みの色彩を抑えた画風…
11/17(日)までのんびりと開催しています。 千代田区に登録している文化芸術の団体による作品展です。 樋口鳳香の作品は5階水墨画のブースに1点、エントランスにもう1点出展しています。 区外の方も、どうぞお気軽にお越しください。 千代田区文化芸術の秋フ…
【墨美神:樋口鳳香について】 樋口鳳香(ひぐちほうか)大分県出身。墨絵師・文筆家。 広告代理店に勤務しアートディレクターとして広告デザインに携わったのち、 2005年より水墨画(墨絵師)の作家に。 「水墨画の枠を超えた樋口さんの作品は、東京・銀座の…
第58回現水展@東京都美術館、10/14に会期終了いたしました。 最終日には会場内にて授賞式も挙行され、たいへん多くの方のご来場賜りました。 深く感謝申し上げます。 今年の作品は『祈り~弟橘媛』(サイズ:120号)でした。 弟橘媛(オトタチバナヒメ)はヤ…
『臥游』とは、寝転がって風景画を眺め、絵の中に遊ぶこと。 旅が遠い憧れであった時代、 人は絵画の中の遥か憧れの地へに心を飛ばして、その情趣を楽しみました。 出光美術館で開催中の【名勝八景~憧れの山水】は、 いわゆる『山水図』、水墨で描かれたも…
例年なら他の会場で行っていた『授賞式』が、 14日(月・祝)13:00~『現水展会場14室』にて挙行することになりました。 通常なら一般の方にはご覧いただけない『授賞式』です。 よかったら覗いてみてください。 もちろん樋口鳳香も登場します。 墨美神の衣装…
台風の接近および被害状況の確認のため、 10月12日(土) 10月13日(日) の両日とも臨時休館いたします。 10月14日(月・祝)は通常どおり開館予定です。 ご理解のほど、宜しくお願いいたします。 ★現水展は、最終日14日(9:30~15:00閉展)にお会いしまし…
台風の影響で席画などのイベントは中止になりましたが、 例年なら他の会場で行っていた『授賞式』が、 14日(月・祝)に『現水展会場14室』にて挙行することになりました。 通常なら一般の方にはご覧いただけない『授賞式』です。 よかったら覗いてみてくださ…
『第58回現水展』いよいよ明日10/8(火)から開催です。 初日から11日までの間、会場の最後の部屋に当たる14室にて 昨年の墨美麗(スミレ)組のライブペイントパフォーマンスの動画を流しています。 横山円、田村真夢、樋口鳳香の3人が それぞれ120号の作品を同…
10/8(水)からの現水展@東京都美術館 いつもの『ほのかな官能』なイメージの墨美神とは まったく違うテイストの作品を出してみました。 それなりに結果がついてきてくれて、審査してくださった先生方に感謝です。 ご高覧いただければ幸いです。 席画の開催さ…
『第58回現水展』 いよいよ来週10/8(火)からの開催となりました。 「現水展」は樋口鳳香も所属する「現代水墨画協会」が主催する、 年に1度の全国公募展です。 出展作品は20号~120号と、見応えのある大きめの作品が多いのが特徴で、 例年300点近くの出展数…
これも令和元年の夏の思い出のひとつです。 どの展覧会も毎回、努力の先のご褒美のように、 ちょっとした嬉しいことと、 次に向かうための課題が見つかります。 #墨映展 #樋口鳳香 #墨美神 #すみびしん #新美術新聞 #水墨画 #美人画
もうすぐ9月も終わり。 次の季節が待ち遠しいです。 #樋口鳳香 #墨美神 #すみびしん #絵師 #墨絵師 #水墨画 #美人画 #wabisabi #inkpainting
水墨画のルーツを辿って。 円山応挙の「円山派」と、呉春の「四条派」を簡単にまとめてみました。 18世紀、中国文化への憧れが強く、中国絵画や画譜を写した作品が多かった時代、 書を学ぶように山水風景や名所絵の「形を継いでいく」狩野派が主流だった時代…
ちょっと前になりますが、 昨年度まで現代水墨画協会の理事長を務められた 根岸先生の個展に伺ってきました。 さすが墨の匠です。 300人の大所帯を朗らかに束ねられていただけあって お人柄も、作品に向ける情熱も、すべて尊敬に値します。 先生方に学ぶこと…
会期中の2件の水墨画展覧会をご紹介します。 樋口鳳香は参加しておりませんが、 どちらも素晴らしい展示ですので、ぜひご高覧くださいませ。 昨年度まで現代水墨画協会の理事長だった根岸嘉一朗先生の個展が 横浜関内『画廊・楽』で9/15(日)まで開催中です。…
在京大分県人会の会報誌に取り上げていただきました。 励みになります! 輝く未来に向けて進んでいけるよう 気持ちも新たに研鑽に努めます。 #樋口鳳香 #墨美神 #スミビシン #美人画 #水墨画 #日本の伝統 #Wabisabi #大分県人会
現代水墨画協会が主催する全国公募の水墨画展『現水展』。 今年も東京都美術館で開催します。 樋口鳳香も会員の一人として毎年参加しています。 出展作品は20号~120号と、見応えのある大きめの作品が多いのが特徴です。 そして『現代水墨画』と言うだけあっ…
GINZA SIX 5階“Artglorieux gallery of Tokyo”で開催された 『夏の終わりの幻想怪奇展』 9月4日会期終了しました。 多くの方に御来駕いただき、 また墨美神とご縁を繋いでいただき、深く感謝申し上げます。 今回、樋口鳳香は会期中に体調を崩してしまい、 初…
令和元年の夏の終わりは、GINZA SIXで展示、 ここでしか見られない作品展開でお待ちしております。 『夏の終わりの幻想怪奇展』 2019年8月27日(火)~9月4日(水) 10:30 ~ 20:30(最終日は18:00まで) GINZA SIX 5F / Artglorieux gallery of Tokyo #樋…
8月展示の最後を締めくくるのは GINZA SIX 5階“Artglorieux gallery of Tokyo”です。 オープニング時には椎名林檎さんのイメージソングや 草間彌生さんのオブジェの展示で話題になったあの場所で 令和元年の夏を締めくくることになりました。 あらゆるご縁に…
爽やかな官能の墨美神に この夏、新しいシリーズが加わりました! なにかを願う気持ち、祈る気持ちを巫女のモチーフに託した作品です。 8/27(火)からのギンザシックス、 Artglorieux gallery of Tokyoでも展開いたします。 ここでしか観られない神秘の展開に…
「そもそも芸術ってなに?」 みんなが疑問に思っていることじゃないでしょうか。 芸術とは―― 見たままを、ただ精密に表現するものではなく、 形も色も、空間も、現実のあらゆる理論から解放して 表現者の美的感性に基づいて印象を刻むものです。 たとえ技法…
芸術=アートは、自分を映す鏡です。 夏休みも終わりに近づいていますが、 水墨画の展覧会で、 この夏の自分の宇宙に向き合ってみませんか。 誰にも媚びない作家の個々の魂の世界の広さに 心を揺さぶられると思います。 水墨画の概念を超えた千羽鶴の祈りは…
お習字でやるように、水墨画も墨を硯(すずり)で擦って使います。 と言っても、墨も硯も使ったことのないというお友だちは案外多いのではないでしょうか。 私が小学校に水墨画を教えに行った時、 みんなのお習字箱の中の墨は、新品のまま箱に収まっていました…