墨美神®︎樋口鳳香のつれづれ

歌川派の墨絵師、墨美神®︎樋口鳳香のアートブログ。『墨美神®︎を描く講座』と『展覧会告知』を発信します

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【水墨画の基本~先濃後淡による表現】

個展『樋口鳳香・墨美神展』までひと月を切りました。 制作にも追い込みをかけている段階ですが、 今になって改めて根岸嘉一朗先生の本を読んだりしています。 今回の個展は根岸先生率いる『現代水墨画協会』 水墨画秀作展の『全国水墨画美術協会』 鈴木昇岳…

【現水展、秋の本展は”Sol y Sombra”で】

『2018現水春季展』はつつがなく会期を終了いたしました。 少し都心から離れた王子という場所ですが、連日多くのお客様が足を運んでくださいました。 心から感謝いたします。 次回、現水がお目にかかれるのは10月東京都美術館になります。 会期中10/8は、女…

【墨恋(すみれ)組ライブペイントパフォーマンス】

画像は、すみれ組 meets 水墨ueenの皆さん+RIEさん♪ @東京芸術劇場 すみれ組は10月の『第57回現水展』@東京都美術館がライブペイントパフォーマンスデヴュー♪です 画像に写っている1年すみれ組は、横山まどかと樋口ほーかでした。 パフォーマンスは田村ま…

【空白の美学~水墨画から聞こえてくる音や景色】

「水墨画には破墨と呼ばれるものがある。 破墨とは荒くすばやい筆法、すなわち精緻な描写からの逸脱を意味する。 リアルな描写を逃れた粗の筆致、それゆえに、見る側がその未発の景観を補完し、イメージのほとばしりを加速させる。 そのような仕組みを言う。…

【2018現水春季展、本日17日から開催!】

色をそぎ落として墨だけで表現される水墨画は 僧侶はもとより武士たちの間では精神性を重んじるとして伝承されてきました。 将軍の謁見の間に続く襖絵は、極彩色の間から、次第に色をそぎ落とし、 将軍の待つ、最後の部屋は水墨画の襖絵であったそうです。 …

【美術屋百兵衛・旬のアーティストに掲載されています】

13日に全国発売となった『美術屋百兵衛No45、愛媛特集』 旬のアーティストとして『樋口鳳香』を紹介していただいています。 ぜひお手に取っていただければと思います。 色をそぎ落とし、墨だけで表現される水墨画は 僧侶はもとより武士たちの間では精神性を…

【すみれ組 meets 水墨ueen】~ライブペイントパフォーマンス

すみれ組 meets 水墨ueen(Chizuka)+RIEさんの図♪ @東京芸術劇場 すみれ組は10月の『第57回現水展』@東京都美術館がライブペイントパフォーマンスデヴュー♪です 1年すみれ組、本日会場に伺ったのは横山まどかと樋口ほーかでした。 パフォーマンスは田村ま…

【墨アートブームは西からやってくる?】

台湾や中国で墨アートブームが来ていて、かなり大きな作品が売れていると美術誌の記事で見かけたり、 また、台湾で毎年個展を開催している同人や、画商さん、表具屋さんから聞くことも多くなりました。 私が毎年出展している国立新美術館と、東京都美術館で…

【4月は『現水春季展』でお会いしましょう】

個展【樋口鳳香・墨美神(スミビシン)展】開催まで、あとひと月となり、 気持ちに巻きが入っていて、季節がインプットされないまま走ってます。 あちら(創作)の世界に行きっ放しにならないように 一旦とまれ!をかけてくれる良いタイミングで『現水春季展』開…