墨美神®︎樋口鳳香のつれづれ

歌川派の墨絵師、樋口鳳香の水墨美人画(墨美神®︎)創作活動に尽きるアートブログ。 悠久の未来を見据えて、365日、墨美神®︎と向き合っています。

【あらためてはじめまして~すみびしん・ひぐちほうか】



早いもので6月になりましたね。

一年の折返しの月。

さて、あらためて自己紹介です❤️

 

 

 

 

#樋口鳳香(ひぐちほうか) 墨絵師 で文筆家。

伝統の水墨画技法で、かぐわしき美人画『#墨美神®︎(すみびしん)』 を描いています。

#SDGs の一端として着物を活用した唯一無二の創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』も展開。



系譜は、#水野年方 からの #歌川派

★東京銀座の画廊にて個展開催、画廊企画展も参加

★現代水墨画協会(現水展) 参事

厚生労働大臣賞(水墨画)、ちよだ文学賞(文筆) 等受賞多
 受賞歴・展示歴:https://hoca.amebaownd.com/pages/1570724/page_2

★2022年個展紹介動画:https://youtu.be/eELft3LVBD0

作画、執筆、講演会、ワークショップ、企画展などご依頼はお気軽に。

お待ちしております


墨美神®︎樋口鳳香へのお問合せフォーム:
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【なにも描かれていない余白に深く呼吸する】


動けなくなって気づくことがあるもので、

それはアートのチカラ。 

やたらとネットで物故作家の作品を眺めています。

(主に明治から昭和にかけての作品だったりするのだけど)

掛軸は画面の7割ほどがなにも描かれていない部分であることも多く。

その何も描かれていない空間に、深く呼吸をして、遠く思いを馳せています。

たぶん空間のない塗り込んだ絵は息が詰まるから、

今は心が自然と水墨画や、さらっとしたこの時代の日本画を求めているのかな…

「この景色、どこだろう。」

から始まり

「こんな景色の見える海の近くに住みたいな~。」

と、心は憧れを抱いて羽ばたき始めます。

どうぞ皆さま佳い1日をお過ごしくださいませ








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【神様の与えた休暇】


先日、大きな怪我をしてしまい、動けなくなりました。

全治2週間。自宅で安静にしています。

薬で痛みもそのうち治まるし、

徐々に普通に動けるようになるそうです。

こんなに長い時間、休むのも初めてだし、

まして身体の動きが不自由になるなんて想像していなかったことで…

佳い季節でお出かけの予定もあったのでショックです。

偶然ですが、一年前から祈る姿ばかり描いています。

おだやかで平和な日々がなにより大事。

どうぞ皆さま、佳い一日をお過ごしくださいませ

 

 

 

 

 



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絵の向こう側の景色【竹内栖鳳と六人部暉峰】


筆記具といえば今はすっかり鉛筆が主流ですが、

昭和のはじめ頃まで『筆』と『墨』が日常の中にあり…。

そんなだから、

先達の作品を眺めていると

「筆の使い方はかなわないな〜」

とつくづく思います。

運筆の変化で表現する南画はとくにですが、

一瞬雑に見えるほどに達者に流れる筆運びに驚嘆します。



さて。

画像は南画ではありませんが

『東の大観、西の栖鳳』といわれた、四条派の大御所、竹内栖鳳

私の中で「竹を描く」といえば、竹内栖鳳で、

いずれの作品中も涼しげな空気感がなんとも言えず好きです。



竹内栖鳳の門下生には、

上村松園、西村五雲、伊藤小坡、土田麦僊、山口華楊などなど

錚々たるメンバーが並びます。

作品が気になれば、その生きた軌跡も気になり始めるもので…

竹内栖鳳胃潰瘍を患い晩年は京都を離れ湯河原に定住するのですが、

女弟子であった、六人部暉峰を伴にします。

六人部暉峰は、優秀な日本画家でありながら画壇で活躍したのはわずか10年ほど。

栖鳳との間に生まれた七人の子を育てたと言われています。

人生いろいろ。絵の向こう側の景色を眺めたりする今日この頃です。

 



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【墨·無限展】@上野の森美術館



上野の森美術館『墨·無限展』に伺ってきました✨

現水展でお馴染みの根岸先生、鈴木先生が中心となるグループ展です。

 


 


ずらっと以下の16名の個性豊かな作品が並んでいました。


荒井 克典
井原 優山
今岡 紫雲英
小川 夕星
久山 一枝
酒井 清一
鈴木 昇岳
田島 順子
千葉 玄象
根岸 嘉一郎
羽鳥 戴白
濱崎道子
山東
横山円
吉見公子
遺作 紅梅 美峰


その中から少しだけ作品をご紹介しますね✨

 

 

 

鈴木 昇岳先生の作品
今回は紫墨を効果的に使った作品が印象的でした。
改めて鈴木先生の作品は洗練されていて墨色がキレイだと思います

 

 

 

 

根岸 嘉一郎先生の作品
ダイナミックな墨のにじみ。
迷いのない薄墨の抽象宇宙。
バラモチーフは先生の得意とするところです。

 

 

 

 

荒井 克典さんの作品。
近くで見ると和紙で折られた鶴が貼り付けられています。
現代的で面白い墨アート
他にも興味深いアート作品が数点出展されています。

 

 

 

ライブペイントで何度かご一緒させていただいた、

墨美麗組(すみれぐみ)のメンバーでもある横山円さんの作品
大きな掛軸を連ねて、さらに大きな一枚の作品に仕上げています。

 

 

 

パンダちゃん観覧は予約制よ🐼

 

第13回『墨·無限展』〜16人による表現
入場無料
会場:上野の森美術館1F
会期:2022年5月16日(月)~22日(日)
10:00~17:00(最終日15:00まで)



#墨アート #水墨画 #sumie #上野の森美術館 #アート #墨美神 #樋口鳳香

 

 

 

【さあ、船旅の始まりです】


大型連休ももうすぐ。

 

さあ、船旅の始まりです。

 

まだ見ぬ景色、太平洋へなんて♪

 

 



操舵室からの景色。

 

 



コンパートメントへ。
その前に丸窓を覗いてみましょう。

 

 


丸窓から客船が見える
現代の大型客船、にっぽん丸もちらっと見えます。

 

 

 

 

海の向こうの戦争も、遊覧船の事故もどこ吹く風。
海鵜が明日の風を読んでいます。
どこにいるか分かりますか?

 

 

 

あれ、正義のヒーローメカ現る?

 

 

天を指しています。
なにかお告げですかね。

 

 


ここで特別な人たちに特別なディナーが饗されます。

 

 


 

操舵室に神棚があります。
氷川丸氷川神社から名付けられているとは知らなかったです。
なるほど。

 

 

 


この本を思い出したけど…。

 

『連れて行ってやるのだから、日記をつけなさい』

 

と夫に言われた妻の旅行日記は、昭和44年6月10日に始まります。

 

横浜港からハバロフスク号に乗ったとあり…。

 

氷川丸は昭和36年に横浜港桟橋に横付けされてユースホステルとして開業したとのことなので、

 

その当時も、横浜のシンボルとして景色の一つになっていたのでしょうね。

 

 

 


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【離れると浮き上がって見えるもの】


作品というものは、

筆の届く範囲で眺めていると気づかない部分も、

離れて見たり、違う空間に置いて眺めると、

気づかなかった部分が浮き上がって見えることが往々にしてあります。




私の場合、毎秋100号ほどを出品する『現水展』が良い例で、

アトリエで描いていると満足できていても、

いざ東京都美術館の広い空間に飾られると、まったく違うものに見えたり、

創作段階の拘りがまったく無意味に思えたりすることも多々あり…。



それは画廊に展示するサイズであっても然りで、

稀に勢いで描いて思いがけない佳い作品になることもあるけれど、

だいたいに於いて、作品は少し時間と空間の距離を置いて、

心の俯瞰で眺めることが大事だと思っています。

その感覚は人や社会との関わりに於いても同じことが言えるように感じます。




昨年を以て、樋口鳳香は15年間に渡って学び続けてきた師匠の画塾を離れ、

独り立ちすることになりました。

長きにわたるその間、師匠の名の元で出品し続けてきたいくつかの展覧会も卒業を決めました。

師匠が元気でいる間は、生徒さんのお世話係も兼ねて学ばせてもらおうか…

という思いもどこかにありましたが、

偶か私を取り巻く環境の変化もあり、独立することを了承してもらいました。




東京都美術館で毎年10月に開催される

現代水墨画協会主催『現水展』はこれまでどおり出品し続けます。




…と。画塾を離れてみると案外、思考を巡らす時間ができて、

新しい創作意欲もふつふつと低温で滾り始めています。

師匠にはよく「樋口さんに教えることはもうないよ」なんて冗談で言われていましたが、

行き詰まった時には相談に乗ってくれたり、有難い存在でした。

これからは全てにおいて、自分で判断して進まなくてはいけません。

本気の人生をかけた創作マラソン、ラストスパートのスタートです。




お客様に寄り添う作品を創ることも、もちろん作家にとって大切なことですが、

その点だけに小さくまとまらず、

己の心の深淵を覗いて、これまで以上に創作の源流を追求できたら、と欲深く考えています。

何であれ、すべては皆さまの、お力添えあってのことです。

どうぞ、これからも墨美神®︎ともども樋口鳳香をよろしくお願いいたします。




 

 

 


〈追記〉

独立を機に今年は参加する展覧会を絞り込みました。

そのためスケジュールに余裕があります。

佳き企画がありましたら、ぜひぜひお声掛けくださいませ


 

 

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