6/6(土)から開催、獺画廊『和を以て貴しと為す展』
樋口鳳香は、小品3点を出展します。
折につけ、江戸の絵師のオマージュを描いていますが
今回は、歌川国貞のオマージュとして、墨で描いた『墨美神』も出展します。
歌川国貞は、三代目歌川豊国を襲名。
居宅を以って亀戸豊国とも呼ばれていたそうです。
初代歌川豊国に入門し、22歳で浮世絵界にデビュー
77歳で亡くなるまで第一線で活躍をしていました。
歌川広重との合作もあり、
もしかしたら広重が江戸名所百景で「亀戸天神境内」や「亀戸梅屋舗」を描いたきっかけは、
国貞(三代目豊国)との交流があったからかもしれませんね。想像ですが。
作画期が長く、その創作点数は1万点を超え、
浮世絵師の中ではナンバーワンを誇っています。
(参考文献:「歌川国貞これぞ江戸の粋」東京美術)
『うなじの香り』(F2号)部分
【和を以て貴しと為す展】
会場:獺画廊(新富町)
6/6(土)12:30~19:00
6/7(日)~6/9(火)12:30~18:00
6/10(水)12:30~16:00
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