『和以貴為展』の出展する作品の一つですが、
水墨画が、生の和紙を活かして描いているのが、よく分かる画像です。
裏打ちの際、裏返して全体を濡すと、こんなにキレイに向こうが透けて見えます。
作家と裏打ちをする職人しか知らない、作品のもうひとつの顔です。
濡れている状態の和紙はとても美しくて、墨色も、くっきり鮮やかに見えます。
しかし和紙はすぐに乾いていきますので、刹那の美しさです。
これを鑑賞いただく方法はないものかと考えたりします。
さて29日(土)からは、
銀座かわうそ画廊の『和以貴為展』です。
和をテーマに新たな墨美神を数点展開します。
ただ着物を着ているだけでなく、
小野小町あり、現代的美人あり、江戸絵師のオマージュありと
幅広い展開になる予定です。
もちろん今回も、手描きの墨美神衣装でお待ちしております。
【和を以って貴しと為す展】
2019年6月29日(土)~7月4日(木)
12:30〜19:00 ※最終日は16:00まで
会場:銀座かわうそ画廊
・銀座中央通り沿い
・京橋駅直結「東京スクエアガーデン」真向かい
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