墨美神®︎樋口鳳香のつれづれ

歌川派の墨絵師、墨美神®︎樋口鳳香のアートブログ。『墨美神®︎を描く講座』と『展覧会告知』を発信します

【墨美神®の技法(1)〜麻紙について】


墨美神®︎を表現するにおいて欠かせない

支持体である和紙(麻紙)や、きもの地、

墨や筆、技法についてなど

これから、少しずつお話ししていきますね。



画像は、よく使っていた伊予麻紙のにじみです。

和紙は手漉きの場合、

作られた年や、季節や、原料や、職人によって1枚ずつ差があるのだけど、

これはドーサ引きのようにすこし墨を弾く癖があったもの。

使いにくいけど、逆手にとって、それに合うモチーフを描きます。

仕上がりがザラッとした質感になるので、

ザワッと背中を逆撫でするような絵にぴったりです。



F20『縹緲たる春』に使用(2023.6『墨映展』出展)






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