墨美神®︎樋口鳳香のつれづれ

歌川派の墨絵師、樋口鳳香の水墨美人画(墨美神®︎)創作活動に尽きるアートブログ。 悠久の未来を見据えて、365日、墨美神®︎と向き合っています。

【墨美神®︎樋口鳳香~文学の受賞歴】


樋口鳳香の展示歴・受賞歴一覧は、先日まとめて公開しましたが、

うっかりしたことに、

水墨画の展示歴・受賞歴】だけで

【文学の受賞歴】を失念していました。

樋口鳳香は墨絵師として活動しておりますが、小説も書くことがあります。

こちらの受賞はわずか2回のみですが。



【文学の受賞歴】
2015年 第10回 ちよだ文学賞/千代田賞
2017年 第5回 森三郎童話賞/佳作入賞

 

 

(第10回 ちよだ文学賞 授賞式)

 

 

(第10回 ちよだ文学賞 作品集)

 


 

 

 

(第5回 森三郎童話賞 授賞式)

 

 



水墨画を始めたきっかけは

『筆と墨とすずりと紙、そして水があれば描ける』というシンプルさに惹かれたからですが、

小説を書き始めたのもそれに近く、

幼い頃から夢想することが好きだったことと

『ペンと紙さえあれば世界のどこでも書ける』と思い込んでいた節があります。

しかしどんな道も深めていくほどに、研究資料は宇宙のように膨大に膨れ上がるもので

そうそうシンプルな道はどこにもないのだと気づきます。




2015年の『ちよだ文学賞』を機にかなり熱を入れて文筆にものめり込みましたが、

受賞は先に挙げた2つだけ。

2014年の厚生労働大臣賞受賞を転機に

画家として画廊での扱いも始まった時期だったので、

売るための作品の創作も忙しくなっていて、とにかく必死で

そのPRの補助として、新人小説家という肩書きが欲しいという邪心が働いたことも否めませんが

毎日毎日、何もないところから何か形になるものを生み出すことにひたむきでした。

あらゆる時間を、何かを創ることだけに費やしていました。

初めての個展が2018年でしたが、

同時に小説家としてのデビューも果たせたら!と欲をかいて

同時進行で小説も進めましたが、時間不足、中途半端。

2018年『第42回すばる文学賞』は、2次予選通過に終わりました。

 



それでも、すばるの紙面にふた月に渡って名前が掲載されたことが嬉しかったこともあり

実はそれ以降も、いくつか挑戦はしました。

しかし、求めてくれる人がいる『墨美神®︎』の創作に向き合うことと、

そのために体調整えることを優先して、

以前のようにくたくたになるまで己を消耗させることを止めたので、

必然的に文筆から離れつつある感じです。

 


今年6月開催の『私の中の太宰治展』では、

同時期に発表される『太宰治賞』にもかけてみようかと気持ちも動きましたが

太宰を読むことに集中して、自分の中の『太宰治像』を作り込んで

新しい形の『墨美神®︎』を創作するに至りました。

ありがたいことに作品も完売と相成り、それはそれで良い選択、良い道筋だったようです。




あれこれ、これまで口にしなかったことなど書いてみました。

どういう道を歩いてそこに辿り着いたかなど、

地道な努力や、失敗を含むような経過を口にするのが苦手で…、

本当は負けず嫌いなのかもしれません。



さて。

無の状態から『作画すること』と『文章化する』こと、

この二つの表現には、脳の働きに大きな違いがあります。

私の場合は時間軸に極端な差があったり面白く感じることがあるので

次の機会があれば、またお話し致しますね。





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