墨美神®︎樋口鳳香のつれづれ

歌川派の墨絵師、樋口鳳香の水墨美人画(墨美神®︎)創作活動に尽きるアートブログ。 悠久の未来を見据えて、365日、墨美神®︎と向き合っています。

【室町時代~江戸時代の絵師との対話】


この頃、室町時代~江戸時代の絵師と対話しています。

つまり、模写をしています。

しっかり書くものではなく、1日の終わりや息抜きに描く程度ですが、

いい刺激を受けています。

当時は今と違って筆を日常で使っていたので、

線に力があり、生き生きとした抑揚があり、

解剖生理学もなかった時代の筋肉の躍動感の表現、

見えないもの、雷、水、風、火、気配などのダイナミックな表現、

日本にしかない神獣霊獣などユニークな形、斬新な構図

しかも今のように物が豊富ではなかったので、

一筆一筆に魂を込めて描かれたものだろうと

つくづく感心しています。

過去にいる彼らが実現してきた技術を受け止めて、

彼らが表現できなかったその先を表現していかなくてはいけない。

時間軸の中で見ればひとりの人生はあっけないけれど、

楔を打とうとした傷跡くらいは残せたらいいなと思いながら

今日も模写から学んで墨美神を描いています。

 

 


模写:「北野天神絵巻」(室町時代16世紀)の雷神。宮内庁三の丸尚蔵館





模写:「風神雷神図」より風神。河鍋暁斎(1871以降)河鍋暁斎記念美術館



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