墨美神®︎樋口鳳香のつれづれ

歌川派の墨絵師、墨美神®︎樋口鳳香のアートブログ。『墨美神®︎を描く講座』と『展覧会告知』を発信します

【JAZZスタンダードナンバー3曲が、墨美神®︎きもの掛軸に】


8/12から『真夏の銀座でJAZZを遊ぶ』

銀座1丁目奥野ビル・ギャルリーラーにて開催です。




今回は『JAZZ』のスタンダードナンバー3曲をピックアップして、

毎回ご好評をいただいている『墨美神®︎きもの掛軸』を

3幅、ご用意いたしました。



『墨美神®︎きもの掛軸』は、

軸装の裂地に日本伝統のキモノ地を使って、手仕事で仕上げた

世界にひとつだけの樋口鳳香のオリジナル掛軸です。



選んだ3曲は写真で確認できるかしら?

好きな曲ありますか?


 

 


気軽にお求めできる小品も準備しています。

どうぞ楽しみにしてくださいね。

会場でお会いしましょう。



【在廊について】

感染症予防のため、ピンポイントで在廊いたします。

ご都合の良いお時間をお知らせいただければ

できるだけ合わせて伺うようにいたしますので、

遠慮なくメッセージくださいね。


初日、8/12(金)と8/13(土)は

13:00頃〜15:00過ぎあたりまで在廊予定です。

 

 

 

 

『真夏の銀座でJAZZを遊ぶ』

~Jazzを描こう♪Jazzで遊ぼう♬

会期:8/12(金)~8/21(日)
   12:00〜19:00(最終日16:00迄)
会場:銀座1丁目 奥野ビル601&607 ギャルリーラー



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【8/12~銀座JAZZ展、展示内容について】


8/12から『真夏の銀座でJAZZを遊ぶ』

銀座1丁目奥野ビル・ギャルリーラーにて開催です。



『JAZZ』をテーマに、

毎回ご好評をいただいている

樋口鳳香のオリジナル創作掛軸『墨美神®︎きもの掛軸』を

大小合わせて3幅、ご用意する予定です。

『墨美神®︎きもの掛軸』は、

軸装の裂地にキモノを使った、世界にひとつだけの樋口鳳香のオリジナル掛軸です。



今回は夏キモノを使って、軽やかな音や香りが届きそうな表装にします。

どうぞ楽しみにしてくださいね。

会場でお会いしましょう。

 

 


【在廊について】

今回も、感染症予防のため、ピンポイントで在廊いたします。

ご都合の良いお時間をお知らせいただければ

できるだけ合わせて伺うようにいたしますので、

遠慮なくメッセージくださいね。

 

 

 

 



『真夏の銀座でJAZZを遊ぶ』

~Jazzを描こう♪Jazzで遊ぼう♬

会期:8月12日(金)~8月21日(日)
   12時から19時まで(最終日16時まで)
会場:銀座1丁目 奥野ビル601&607
   ギャルリーラー



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『JAZZ』と『墨美神®︎』と。8/12~銀座奥野ビルで開催!

 

若い頃に写真家、立木義浩さんの事務所での打ち合せ中に覚えたJAZZ

8月、真夏の企画展は、

そのJazzがテーマとなります。

『JAZZ』と『墨美神®︎』

どうコラボさせるか思案しましたが、

スタンダードナンバーのタイトルを画題に展開いたします。

3曲セレクトしたので、

お好きな曲があると嬉しいです

会場でお会いしましょうね

 

 

 

今回もできる限りご要望に応じるよう

時間を限定して在廊いたしますので、

気兼ねなくメッセージください。

 

 

 

 



『真夏の銀座でJAZZを遊ぶ』~Jazzを描こう♪Jazzで遊ぼう♬

会期:8月12日(金)~8月21日(日)
   12時から19時まで(最終日16時まで)
会場:銀座1丁目 奥野ビル601&607
   ギャルリーラー



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【なにも描かれていない余白に深く呼吸する】


動けなくなって気づくことがあるもので、

それはアートのチカラ。 

やたらとネットで物故作家の作品を眺めています。

(主に明治から昭和にかけての作品だったりするのだけど)

掛軸は画面の7割ほどがなにも描かれていない部分であることも多く。

その何も描かれていない空間に、深く呼吸をして、遠く思いを馳せています。

たぶん空間のない塗り込んだ絵は息が詰まるから、

今は心が自然と水墨画や、さらっとしたこの時代の日本画を求めているのかな…

「この景色、どこだろう。」

から始まり

「こんな景色の見える海の近くに住みたいな~。」

と、心は憧れを抱いて羽ばたき始めます。

どうぞ皆さま佳い1日をお過ごしくださいませ








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【神様の与えた休暇】


先日、大きな怪我をしてしまい、動けなくなりました。

全治2週間。自宅で安静にしています。

薬で痛みもそのうち治まるし、

徐々に普通に動けるようになるそうです。

こんなに長い時間、休むのも初めてだし、

まして身体の動きが不自由になるなんて想像していなかったことで…

佳い季節でお出かけの予定もあったのでショックです。

偶然ですが、一年前から祈る姿ばかり描いています。

おだやかで平和な日々がなにより大事。

どうぞ皆さま、佳い一日をお過ごしくださいませ

 

 

 

 

 



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絵の向こう側の景色【竹内栖鳳と六人部暉峰】


筆記具といえば今はすっかり鉛筆が主流ですが、

昭和のはじめ頃まで『筆』と『墨』が日常の中にあり…。

そんなだから、

先達の作品を眺めていると

「筆の使い方はかなわないな〜」

とつくづく思います。

運筆の変化で表現する南画はとくにですが、

一瞬雑に見えるほどに達者に流れる筆運びに驚嘆します。



さて。

画像は南画ではありませんが

『東の大観、西の栖鳳』といわれた、四条派の大御所、竹内栖鳳

私の中で「竹を描く」といえば、竹内栖鳳で、

いずれの作品中も涼しげな空気感がなんとも言えず好きです。



竹内栖鳳の門下生には、

上村松園、西村五雲、伊藤小坡、土田麦僊、山口華楊などなど

錚々たるメンバーが並びます。

作品が気になれば、その生きた軌跡も気になり始めるもので…

竹内栖鳳胃潰瘍を患い晩年は京都を離れ湯河原に定住するのですが、

女弟子であった、六人部暉峰を伴にします。

六人部暉峰は、優秀な日本画家でありながら画壇で活躍したのはわずか10年ほど。

栖鳳との間に生まれた七人の子を育てたと言われています。

人生いろいろ。絵の向こう側の景色を眺めたりする今日この頃です。

 



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【離れると浮き上がって見えるもの】


作品というものは、

筆の届く範囲で眺めていると気づかない部分も、

離れて見たり、違う空間に置いて眺めると、

気づかなかった部分が浮き上がって見えることが往々にしてあります。




私の場合、毎秋100号ほどを出品する『現水展』が良い例で、

アトリエで描いていると満足できていても、

いざ東京都美術館の広い空間に飾られると、まったく違うものに見えたり、

創作段階の拘りがまったく無意味に思えたりすることも多々あり…。



それは画廊に展示するサイズであっても然りで、

稀に勢いで描いて思いがけない佳い作品になることもあるけれど、

だいたいに於いて、作品は少し時間と空間の距離を置いて、

心の俯瞰で眺めることが大事だと思っています。

その感覚は人や社会との関わりに於いても同じことが言えるように感じます。




昨年を以て、樋口鳳香は15年間に渡って学び続けてきた師匠の画塾を離れ、

独り立ちすることになりました。

長きにわたるその間、師匠の名の元で出品し続けてきたいくつかの展覧会も卒業を決めました。

師匠が元気でいる間は、生徒さんのお世話係も兼ねて学ばせてもらおうか…

という思いもどこかにありましたが、

偶か私を取り巻く環境の変化もあり、独立することを了承してもらいました。




東京都美術館で毎年10月に開催される

現代水墨画協会主催『現水展』はこれまでどおり出品し続けます。




…と。画塾を離れてみると案外、思考を巡らす時間ができて、

新しい創作意欲もふつふつと低温で滾り始めています。

師匠にはよく「樋口さんに教えることはもうないよ」なんて冗談で言われていましたが、

行き詰まった時には相談に乗ってくれたり、有難い存在でした。

これからは全てにおいて、自分で判断して進まなくてはいけません。

本気の人生をかけた創作マラソン、ラストスパートのスタートです。




お客様に寄り添う作品を創ることも、もちろん作家にとって大切なことですが、

その点だけに小さくまとまらず、

己の心の深淵を覗いて、これまで以上に創作の源流を追求できたら、と欲深く考えています。

何であれ、すべては皆さまの、お力添えあってのことです。

どうぞ、これからも墨美神®︎ともども樋口鳳香をよろしくお願いいたします。




 

 

 


〈追記〉

独立を機に今年は参加する展覧会を絞り込みました。

そのためスケジュールに余裕があります。

佳き企画がありましたら、ぜひぜひお声掛けくださいませ


 

 

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